MY BIKE(temporary completion)

店主のBRUNOミニヴェロ20ロード・ ドロップが暫定的(まだ、いじりたい!)に完成しました。

P3280001カラーはRUST GREEN、サイズは一番大きい540mmです。

何かと雑務が多いので、好き勝手にいじりまくる訳にもいかず、「まあこんな感じ的」にして手を引きました(笑)。

まずは、標準のハンminivelo20_roaddrop-l10ドルレストとギネットレバーを外し、サブレバー付きの復刻版ダイア コンペDC-165EXブレーキレバー(¥5000+tax)を装着。

結局は同じことなんですがね。つけてみたかったのです。

 

P3280003そして付属の茶の綿バーテープは昔ながらの「セラックニス仕上げ&ヘンプ巻き」で仕上げました。

セラック(シュラック)ニスはラックカイガラ虫という小さな虫の分泌物を主成分とした有機塗料で古くから楽器の塗料などとして使われており、ヨーロッパの自転車工房では綿のテープに塗られていたのです。

 

天然の成分が主体なのでニスの匂いがきつくないです。数十分で乾くので、休日の今日は雪割りをしながら、4回に分けて塗り重ねました。

ヘンプ巻きはその名の通り麻ひもを使ってバーテープの巻き終わりをテープの代わりとして巻きつけ、セラックニスで一緒に固めてしまうというクラシカルな手法です。巻き始めのひもも巻き終わりのひもも巻の中に入れて締め付けるという覚えると単純なものです。丁度、手芸のひも通しの細いやつがあると簡単にできます。

雨に強い、緩まない、そしてなによりもグリップ感がしっかりします。

バーエンドキャップはOld Newお得意の「ワインコルク」!!

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オールドストックのアルミボトルとグリーンのゼファールのインフレーターを装備。いつでも冒険者になれます。アクセントに三ヶ島シルバンツーリングペダル(¥3,300+tax)を。ブルックスのB-17革サドル(エイジド仕上げ)は標準です。勿論例の「アルテグラXT」もついています(笑)。

店主の足として、そして試乗も可能にしようかと…。

遊び心でOld New!

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One for two or replacement

先日組み上げた店主用のBRUNOミニヴェロ20ロード・ドロップ。クラシックな佇まいに8×2の16段変速。散策自転車には十分なスペックかと…。

ただどうしても昔取った杵柄(笑)! ノーマルでも変速性能も十分なのに、クラシックなBRUNOにはシルバーのベカベカ光るパーツが欲しくなるOld New。

kaeru-market_4524667601456ステムに奢られたダブルレバーで制御されるリアメカはシマノTourney-TX。昔からは考えられないくらいのシフトフィールとコストパフォーマンス。

でもベカベカパーツ付けたい…。

パーツのストック戸棚から出てきたのはロード用パーツのシマノのアルテグラのリアメカ。「RD-6500SS」15,6年前のパーツでしょうか。当時は9速としてロードバイクに使用してましたが、シマノのマニュアルには(9-speed or 8speed)と明記されています。

001_635886379816549992こいつです。ただ問題が一つ。このリアメカ、使用できる最大スプロケットが27T(一番大きい軽いギアが27のギザギザ歯)。BRUNOは最大ギアが30T。

まだ眠っている8速のリアメカを探します…。

出てきましたシマノのマウンテンバイクのリアメカ、デオーレX「(RD-M739)」2個ありました。これはさらに古い20年くらい前のパーツでしょうか?程度の良い方を利用して後ろの大きいギアにも対応できる「ベカベカ」を作ることにしました。

変速機の上下の歯車(プーリー)をつなぐ部品「ケージ」はマウンテン用の方が長いのので、二個一(にこいち)にします。

XTから外した長いケージをアルテグラに移植します。

可動部に入るバネが見えると思いますが、ロード用のアルテグラのバネ力は強く逆に動きが渋くなったのでバネもXTのものを移植しました。

こだわってプーリーはアルテグラを移植。

正直言うと当時のアルテグラにはケージの長いタイプもあったのですが、当店のストックにはなかったもので……。

 

 

 

はい、できました「アルテグラXT」しっかり可動変速できました。オリジナルのアルテグラの長いケージバージョンより形に味があります。

せっかくなのでアルテグラの短い方のケージをXTに組み付けて「XTショートケージ」も作ったので二個一(One for two) でなく、入れ替え( replacement)になったのかもしれません。

 

 

コイツもいつか出番を待ってます。(上:ノーマル。下:ショートケージ)

面倒なこだわりもOld Newかと。

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BRUNO始めます

スイスのプライドと哲学……。BRUNO(ブルーノ)BIKEの取扱いを始めます。

旅だったり散歩だったりと用途に合わせたラインナップ、そして初心者にも優しいストップ&ゴーが容易な安定したフレーム設計そしてパーツセレクト。

 

Old New的にはその上質なクロモリを中心としたクラシックに特化したプロデュースにカスタマイズの可能性を感じずにいられません。自分用のバイクを組みながらニヤニヤです。

minivelo20_roaddrop-l1minivelo20_roaddrop-l2ミニヴェロ20ロード・ドロップ(RUST GRN・PETER)86,000円(税抜き)

ブルックスB-17サドル標準

ギネットレバーが雰囲気!

店主もコレ乗ります!

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700Cツーリング・ドロップ(G.BLUE・ASH)68,000円(税抜き)

旅に出たくなる現代版スポルティーフ。カンチブレーキに標準装備のメッキフェンダーがいいですね。小さいフレームサイズはトップチューブ(上のフレームパイプ)がベンドしてます。

700c_tourdrop-l2 700c_tourdrop-l6 minivelo_flat-l3ミニベロ20フラット(SAKURA・EMERALD)54,000円(税抜き)今回の入荷の中では唯一のアルミフレームモデルですが、フレームワークの美しさ9.7Kg(カタログ値)という軽さに脱帽します。キック・スタンド標準です。

 

minivelo_flat-l1                           minivelo_flatblk-l1ミニベロ20フラットのブラックエディション です。価格は据え置き。可能性感じますね。おしゃれに乗って欲しい一台です。minivelo_flat-l5

ミニベロ20ロード及び700Cツーリングについては各色各サイズ入荷済みです。サイズによっては設定のない色もございます。(※ミニベロ20フラットはASH・GRNも設定あります。)

詳しくはHOMEのサイドバーのBRUNOをクリック」して公式HPにてスペック等をご確認ください。

春が来ますよ!Old New!!

 

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rocogowa「ロコゴワ」です。

自転車に乗る女性の「あったらいいな」を叶えるため。東京の下町墨田区に本拠を置くお洒落自転車アパレル集団「CCP」の協力のもと、2011年から商品開発をしている日本製にこだわった日本ブランドです。P3180049

 

これは使えそう、的なカジュアル自転車向けカットソーやスカートなどなどOld Newも興味津々なのです。手始めに「ロコ手ぬぐい」とってみました。

 

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注染め(明治時代から続く裏表がないしっかりとした染めの技法です)発祥の地と言われる大阪は堺の石津川沿いにある創業60年の染屋さんで手染めをしています。染め型はロコゴワオリジナルを職人さんが手彫りしているという凝りよう。

手ぬぐいの伝統的な柄、豆絞りはドット柄のように見えますが、実は不揃いの豆柄たちが縦に横につながっています。「子孫繁栄、子供たちが何代もつながっていきますように」との思いが込められているそうです。

そして豆たちに自転車の車輪までもをつなげたデザインになってます。

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・36Cm×95Cm

・100%綿(特岡)←浴衣などにも使われる手ぬぐい生地

・注染め日本製

 

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豆山吹・豆桃・豆若葉・豆橙・豆天の全5色。1200円(税別)入荷済みです。

自分も欲しいと企むOld Newでした。