ちょっぴりマニアック

自転車用のフレームポンプは今や必需品で、ボトルケージ用の2つの穴を利用してマウントを固定する性能の良いものが沢山出回ってます。

その昔、80年代ころまでは「インフレーター(inflate:ふくらますの意)」と呼ばれ、手押しする持ち手部分のバネ力を利用して、フレームの大きな三角のパイプのどこかにつけていました。(例外として後ろ三角のシートステイについてたりもしました。)

pum01ポンプP1040004

P1030788

スタイリッシュなバイクには上左写真のようにシートチューブ(サドルが刺さってるパイプ)に沿ってバネ力で固定されてました。

ワイン色の自転車は、私が高校生の時北海道一周をしたバイクです。ペグ(掛け具)がフレームに溶接されフランス製のゼファールのポンプが標準でついてきました。今でもガレージに大切に飾ってます。下写真はOld Newデモバイクにつけたプリムスのポンプです。分かりづらいですが前方に後付のカンパのペグがついてます。

はい、手持ちの中から3本ほど。グリーンがゼファール(フランス製)オレンジとカッパーの2本はシリカ(イタリア製)。何がいいって、見てるだけで美しいのです!!

P1030989

よく見ると同じシリカ製でも口金の形が違います。そう、真ん中のオレンジのは当時の流行でシリカのポンプにカンパの口金がつくという伊達なスタイルの一品なのです。

P1030990

↓パテント カンパニョーロて見えますかね。

P1030999

↓両方とも当時のシリカ、インペロっていう、ど定番のインフレーターです。そしてこれからも集め続けますよ~。なんてったって実際に車体に付けてみたくないですか?機能性は現代のものの方が数段いいけど、こんなにもスタイリッシュで、これ一つで自転車のアクセントになるなんて素敵だと思うんです!!  こんなのもOld New!!

P1040002

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です